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カメラ屋さんで働く介護福祉士の備忘録。

〝来年も一緒にお祭りみたいね〟をカタチに。

今年も来ました!納涼祭シーズン。
というわけで、今日はお祭りとか行事向けに考えてたものを
書き出していこうと思います。

行事の写真.........結構実は、大変だったりします。
なぜなら、
行事というだけでも、職員さんをはじめ
施設にいる全ての人が
いつもと違う動きに、ソワソワする日だから。

当然、
入居されてる方もソワソワ。
落ち着かなくなる方もいたりなので、
行事のために人員増やしてても
対応に追われたりでなかなか写真まで手が回らないのが実情。


そんな時に、
カメラマンさんが居てくれたら
いいなぁ.........

だったら、出張撮影したらいいんじゃないかなって
思った次第です。

特に、大きな施設の大きな行事ほど
居てくれたらかなり助かる.........と個人的には思いました、数年前(笑)

もちろんデメリットもあります。
お年寄り.........特に認知症の方からしたら、
知らない人、見慣れない人が、黒いもの(カメラ)持ってるってことに対して
なんだい!?と拒絶反応示されたり、不穏になる方もいるでしょう。

また、費用面の問題もあります。
あまり金額はかけられない、というのが学校の撮影とかとはまた違うと思います。

いっその事、
ボランティア事業として
カメラマン派遣、とかのが喜ばれたりするかも.........と
正直思います。

どちらにせよ、
データをお渡しして終わりにならない
出張撮影のカタチも模索していかなきゃですね。

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【経験談】おばあちゃんの写真、ありませんか?

これは、私が
介護の現場にいたときのこと。

私は、特別養護老人ホーム(いわゆる特養って言われるところ)で
以前働いてました。

病院や、デイサービスと違って、
ご自宅では生活することが困難なレベルの介護が必要な方々が
入居されている施設。

当然、施設から旅立っていかれる方も
大勢いらっしゃいました。


その中でも、すごく印象に残っている
ご家族の方がいます。

普段から、
土日に限らず、時間の余裕があると
面会に来て、入居しているおばあちゃんと
ニコニコお話しされ、
写真を撮ったり、これ気にいると思ってー!!と
可愛らしいクッションなど持ってきたり。

特養に入居されると、
正直面会に来るご家族さんて、少なくなる現実の中
そのご家族さんは違うなぁすごいなぁって
いつも思っていました。

で、そのおばあちゃんが
旅立ってから。

〝おばあちゃんの写真、あるだけでいいので、どんなのでもいいのでもらえませんか?〟

きっと、あのタイミングだと
バタバタ忙しいときだったとは思います。

でも、
〝おばあちゃんの写真が欲しい〟
そう言われ、ユニットの枠を超えて写真を探した記憶があります。

当時、私は
その方のいたユニット所属ではなかったので、最終的に
何枚集まったかはわかりませんが、
それをきっかけに、ちゃんと写真残さないと……って強く思ったのは事実です。


しかし、反対に
〝ありがたいけど……うちにあってもしょうがないので、処分していただけます?〟
と言われてしまい、ショックを受けたこともありました。

個々人の考えではあるし、
写真に対する価値の捉え方は人それぞれではあると思います。

子どもさんの写真は、残してくれる人は大勢いるけど、
歳を重ねるごとに、写真を残してくれる人って
居なくなっていく。

けど、写真は〝その人が生きた証〟〝ここに存在した証〟として
やっぱり残していきたい。

時々、
自分の考えが間違っているのかなぁ〜と思うこともありますが
ブレずにこれはきちんと持っていようと、思っています。

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〝え!?カメラ使い方わからない!写真撮れない!!〟を無くすために。

プライベートなら
あえて、カメラがなくても
スマホでなんとかなってしまう時代ではあるけど

流石に、仕事……特に、福祉の現場では、個人情報の保護とか
プライバシーのこととかめちゃくちゃ厳しいので、
スマホで利用者様や入居者様を撮るなんてもってのほか!!

……って考えがありながらも、
カメラの使い方がよくわからないまま。。。

なんとも矛盾してるよー!!

と思う私。
それを改善していけたら、
毎日顔を合わせている施設の〝お兄ちゃん〟〝お姉ちゃん〟だからこそ撮れる
素敵なショットが生まれると思っています。

接客でもそうですが、
福祉のお仕事でも、利用者様、入居者様との関係の構築は
とっても重要なことですからね。


さてさて、メイン。
どう、アプローチしていくか。

そこなんだよねーwww

なんて言いながらも、とりあえず書き出していきます。

施設とかでは、大抵月に1回
勉強会や学習会といった形で、施設内研修をやってたりします。
(福祉関係なら、接遇とか、より良い介助の方法とかやってたりするんです)

その場を、お借りして
セミナーというか、カメラの使い方教室的なのを
出張で実施する、という方法。


現場の声を元に
研修内容を決めてるところもあるかとは思いますが、
わからない、勉強したいなってことに関して
専門家に聞こう!って気持ちはだいたい同じなのかな。と思ったり。

そこで問題は、
じゃあどうやって〝カメラの使い方教わろうよ!!〟ってするか。

大抵の方は、
若い人なら分かるでしょ。若い子に聞けばいいんじゃん?
ってなりがちなのですよ。
わざわざ、講師って形で来てもらうまでもない事として考えられちゃうのかなとも思ったりします。

だとしたら、
福祉施設にもたくさん種類があります。
高齢者のみならず、障害者となると範囲は大人から子どもまで広がります。
障害の種別でいったら、めちゃくちゃ広くなるし!!

子どもさん向けだったら、〝ほめ写〟と絡める……とか
高齢者向けだったら、〝認知症のケア〟のツールとして……とか
障害のある方向けだったら、障害の種別に合った方法での写真の活用方法とか。

ただ、カメラ使い方教えます、では
絶対に見向きもされないかもですが、
実際のお仕事に活かせることとして、切り口が写真だったり、カメラだったりとなれば
またちょっと捉え方も変わってくるのではないかと思います。

これからの時代、
福祉業界も特色ないと大変みたいなことも聞いたので。。。
リハビリテーションやレクリエーションのところで
写真やカメラって活かせると思っています。

私も、
現場離れて1年近くになりますが
知識が衰えないように(笑)福祉の方にもアンテナ張っていかないとなって
思いますね。

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とりあえずの、大雑把な枠。

前回の記事で挙げたことを解決……とまではいかないけど、
ちょっとでもいい方向に持っていけるとしたら。

①写真セミナー的なのをやる。
→写真教室を福祉職向けにやる。

②行事毎に出張撮影サービス。
→お祭りや敬老会などなど、行事はたくさんあるが写真撮るまで手が回らない!って所をフォロー。

③介助付き撮影旅行。(日帰りから)
→究極コレ。施設等のサービスではできない領域ではあるが、死ぬまでにもう一度行ってみたいを実現、的なやつ。

今時点で浮かんでるのが、この3つ。

①、②は
福祉施設の職員さんとか向けだったり。
③は、
高齢者の方や、障害のある方向けだったり。

大雑把、なので
実現していくにあたっての考えは、一つ一つ
まとめ直しや、問題点を潰していかないととは思う。

それに、どう頑張ってあがいても
一人では実現不可能なので、
協力を仰がないといけないし。

そのためにも、
何を目的に、どんな問題を解決していきたくて、やるのか。
これをきちんとまとめていこうと思う。

……なので、
これも、公開ノートとして
ちょくちょく更新していこうと思います。

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福祉×写真 問題点というか解決すべき課題。

人の一生の中で
写真を撮った事がないという人は、まずいないと思う。

生まれてから、大きくなり
保育園や幼稚園はもちろん、小学校や中学校、高校、大学
社会人になったとしても会社などでも写真は撮る。

日常の生活の中でも
家族や友人、恋人などなど……
たくさんの人と写真を撮る。

おじいちゃんおばあちゃん世代の方だと
祝い事や、ある程度裕福な家庭でもなければ
写真を撮ることってなかったとは思うが、

それでも、人生に欠かせないもの
それが写真、というものだと思う。


……ということを念頭に置いて、
福祉の現場の話を書こうと思う。

私は、高齢者介護の仕事の経験しかないが、

施設でも、写真はよく撮る。
撮った写真で、バースデーカードを作ったり
一年間撮りためたもので、アルバムを作ってプレゼントしたり。

レクリエーションのツールとしてだったり、
離れて過ごすご家族の皆さんに
施設での生活ぶりを知っていただくためにだったり。

理由は様々だが、100%写真を〝撮ろうとしている〟が。

実際、写真を撮ることに
重きを置いていないのも現状だったりすると
私は、現場にいた頃、ひしひしと感じていました。。。

道具だけで決まるとは思えないけど、
本当にこれで撮るの⁉︎と言いたくなるような、ホコリまみれ、傷だらけのボディ。

わからないなりにいじった結果の、よくわからない設定。

ぶっちゃけ、もうこれ、壊れちゃってるよね。。。的な、レンズからの異音。

そして、今日は行事だから写真撮ろうね〜って言いつつ、
操作がわからないから、結局一枚も撮れませんでしたー‼︎←

その当時、
人よりちょっとカメラ出来る、な私が
引き受けている事が多かったですが、

写真撮る事ばかりに集中はできないし(お年寄りみないといけないからねぇ)

少しでもいい表情を引き出したくて奮闘するも
カメラの設定を直したりしてからじゃないと〜なんてやってるうちに撮れなかったり……

あとは、どうやって撮るか教えて〜なんて教えてるうちに
日が暮れる……とか。

 


要は、
カメラ渡されても、デジカメであったとしても
使い方がわからない、わからないから撮れない。

使い方はわかったとしても、
うまく撮れないから、撮れない。

カメラのメンテナンスや保管状況が悪すぎて
いざって時に使えないから、撮れない。

などなど。

〝知らない〟〝わからない〟事が原因の
写真を撮る機会の喪失が、実際に生じていると思います。

つまりは、
自分から、写真が撮れない(この場合、高齢者の方や障害のある方)人達の
写真を撮る機会が失われているばかりか、
写真が残らない事態に繋がっている。

とも言えるんじゃないかな。。。


そう考えると、
人生になくてはならないものの
写真が、ないって……
その人にとって、これほど不幸なことはないんじゃないか⁉︎

とまぁ、色々書いてきたのだが、
私の中でこれらのことを解決していけるような
何かアクションを起こせたら。

それをまとめるための
備忘録、ということなので、
次回はいよいよ、具体的なプランを
書き出していこうと思います!!

 

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備忘録をはじめる前に。

自分の今までに経歴をまとめておこうと思う。

高校生から、福祉の世界に入り
高齢者の方や、障害のある方々と接し
一生涯の仕事になるであろうと思って
何回も挫折したけど取得した介護福祉士

資格を取ってからは
実習でお世話になった先輩職員の方に憧れ
指導者になろうと経験を積もうとした矢先の
腰椎椎間板ヘルニア


言うほど、
順風満帆ではないし、むしろ
脱線しては戻りの繰り返し。


遠回りもしてきたと思う。


何回も、人生諦めようとしたけど

〝介護〟の仕事をした事で、趣味のカメラに出会う事ができた。

介護福祉士〟と言う資格を取ろうと勉強しに入った学校では
大切な人と出会う事ができた。

そして、
趣味であった〝カメラ〟に救われて
今の会社に入るきっかけになった。(笑)


人生、偶然なんかじゃない
必然だ。
全ては繋がっている。

そう思ったら、
これから先、福祉とは違う世界に飛び込んだけども
ひょっとして、

カメラ・写真×福祉

なんてこともできるんじゃないか…⁉︎

……ってところから、
膨らませた想像というのか、妄想と言うのか(笑)
それらを、少しずつアウトプットしていこうと思います。

 

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はじめに。

このblogは、
私が日頃からやってみたいな、こうしてみたいなって
考えてることを、忘れないために
文字化して残すためにはじめました。

.........というわけで。
カメラ屋さんで働く介護福祉士の備忘録

はじまりまーーーーーーすっ!

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